宣材写真に関するアドバイス、ご相談事例集
応募先の募集要項は、絶対に守るというのが大前提です。
この文章は、スタジオパンダの主観で編集されています。
なるべく知りうる限りの情報を提供しようと考えていますが、すべてのオーディションなどに向けて万能な情報というものはありません。
募集先に当てはまりつつ、皆様の個性を活かすべく、みなさん頑張ってくださいというエールです。
アドバイス:目次
- 宣材写真向けの衣装(避けたほうが良いとされるもの)
- 宣材写真向けの衣装(子ども向け)
- 宣材写真向けの衣装(女性向け)
- 宣材写真向けの衣装(男性向け)
- 衣装チェンジ・試撮りについて
- 撮影までの準備と予約
- 有効期限と撮直しまでの期間
宣材写真向けの衣装(NGかもしれない)
◆ 全般的なNG事項 ◆
・ブランドロゴ: 大きなブランドロゴは避けましょう。
・全身白ずくめ: 白い背景紙の前で撮影しますから、体と背景の区別が付きません。
・過剰な装飾品: 本人より目立つアクセサリー類は、避けましょう
ブランドロゴ関連は、少しネットで検索してみてよくある事例の1つだと思います。
対立するスポンサーなどに運悪くあたったとか、ちょっとした不幸な出会いを避けるためのおまじない。という認識でいれば、よろしいかと思います。
できれば目立つロゴを避けるとしても、たとえば運動靴で特定メーカーのロゴや特徴ある形を避けるとか不可能です。
胸元のワンポイントとかも本気で避けるとなると、大手で言えばユニクロやしまむらあたりの衣装しか選べなくなってしまいます。
普段着っぽい何気ないものでプリントTシャツを用意される場合がありますが、奇抜なデザインであったりブランド名がデカデカと特定できるようなものは、ちょっと配慮が足りないを踏み越えてデリカシーが無いかなと感じてしまいます。
全身白い衣装は、スタジオパンダではあんまり推奨していません。
現在の宣材写真は、背景が真っ白です。衣装が白いと、背景と衣装の分離が難しくなってしまいます。
審査員目線で考えると、たくさんの応募があっていっぱい選べる候補がいる中で、なんだか伝わってこないよくわからないから選ぶの面倒だし。という理由で、書類審査で弾かれる可能性があるのかと考えてしまいます。
宣材写真向けの衣装(子ども向け)
◆ Kids ◆ :子供らしく可愛らしいことが優先されます。
重要なことは、(1)似合っていること。(2)サイズが合っていること。です。
新しい服は子供の成長を見越して大きめサイズを買っていると思いますが、現在の体にピッタリサイズの衣装をお持込ください。子供服の場合、特に運動靴などブランドロゴを避けにくいと思いますので、無難なものであればロゴがあってもあまり気にしないでください。
宣材写真向けの衣装(女性向け)
◆ 女子中学生~大学生 ◆ :夏休みに軽く着飾って、街に遊びに出かける様なイメージ
上: ノースリーブのブラウス、タンクトップ、キャミソール風のトップス
下: ミニスカートやホットパンツ
靴: ヒールのある靴やサンダル
腕・肩、足が見える衣装が、よく利用されます。
書類審査をする審査員にたいして手足や体のバランス・サイズが良く伝わり好印象です。
◆ 女性全般 ◆ :基本は春夏物です
上: 軽い感じのブラウスか、カジュアルなスーツスタイル
下: 足の形がわかる感じでやや伸縮性のあるパンツスタイルが増えてます
靴: ヒールのある靴が基本で、スタイルよくなることを考えてください。
◆ ダンス・スポーツ・ストリート ◆
劇団などのオーディションでは、レオタードなど、衣装に指定がついている場合が多く、まず応募要項をご確認ください。
ユニフォームでの撮影も珍しいものではなく、経歴・履歴を必要とする場合、現在所属しているユニフォームなどを利用される事例も多数存在します。
靴や髪型を含め、迷っていることがございましたら、注文時にご相談ください。
宣材写真向けの衣装(男性向け)
◆ 男性全般 ◆ :基本は春夏物か、スーツスタイルです
上: Tシャツやポロシャツなどに、カジュアルジャケットでアクセント
下: Gパンやチノパンなど、日常カジュアルなもので問題ありません
靴: 衣装に合わせて、オーソドックスな革靴か運動靴をお持込ください
◆ ダンス・スポーツ・ストリート ◆
劇団などのオーディションでは、レオタードなど、衣装に指定がついている場合が多く、まず応募要項をご確認ください。
ストリート系の衣装で、腰でズボンを履くような衣装もあると思いますが、写真は静止画で動きがないので、残念ながら足が短く見えてしまいます。
普段の活動スタイルと、見栄えを重視した衣装の2つを最低ご用意いただけると、撮影する上でありがたいです。
衣装チェンジ・試撮りについて
撮影時間内に収まる範囲であれば、試撮りにて写真映りを確認することも可能です。
衣装チェンジと大幅な髪型変更を1つと数えて、2~3種類の撮影が可能です。
着替えや仕度が早く撮りなれた方なら3セット程度が目安です。
ご来店までに~撮影までの準備と予約
たとえば撮影前にできること。
撮影までの段取りとして前日などに美容院などで髪型を整える。その後にご来店いただくなどは、わかりやすい例だと思います。
撮影用の衣装を探す、芸能事務所のサイトを見て掲載されている写真やポーズを研究する。
時間的な余裕があれば、ちょっとしたことで良くなることはいっぱいあります。
写真が必要になった時点で、まずはご相談ください。
撮影日が近すぎると用意できることが少なくなります。応募期限ぎりぎりのかたは、損だとまでは言いませんが、もったいないことをしている可能性が多いのかもしれない。と、ちょっとだけ勇気を出してください。
宣材写真の有効期限、再撮影について
小学生~高校生ぐらいの成長期の学生の方
学年が変わる進級されるごとぐらいがちょうどよろしいかと思います。
撮影をさせていただいて感じるのは、だいたいの方が20歳を過ぎたあたりで体系や顔の雰囲気が完成されていくように感じますので、就職されるぐらいまでは、節目ごとでも再撮影されたほうがよろしいようです。その後、おおよそ20代半ばあたりからは2年前後ぐらいでも基本的に問題ないかとは思います。
※撮りなおしすべき※ 雰囲気が変わったら、撮影しましょう。
全体的な長さが変わるような髪形を変えた場合や、ダイエットや筋トレに成功して、痩せたり引き締まったりなど見るからに体系が変わった場合は、損をしないためにも絶対に撮り直しが必要になります。書類選考通過しても、イメージが異なるため面接は通過できないとお考えください。
更新履歴
- 2019/01/20
- 新規作成